女性のための漢方薬

女性のための漢方薬

今回は、薬剤師らしく漢方薬についてまとめたいと思います。

特に女性のライフステージに合わせた漢方との関わり方について書きたいと思います。

女性のライフワークについて

女性の一生は、女性ならわかると思いますが、ホルモンに影響されています。

もちろん男性もホルモンの影響を受けますが、女性のほうがその影響を強く受けます。

このホルモンの影響により、女性はライフステージの変化により心や体に様々な変化が現れます。

成長とともにホルモンの分泌量やバランスが変化し体に現れます。

また外因的な要因として、ライフスタイルや仕事、対人関係、子育てなどなどによるストレスで心と身体に負担がかかることもあります。

その上、女性は脳の構造上、感情的なストレスに弱いとされており、周囲に気を使うことで更にストレスを溜め込んでしまうという傾向があるようです。

 

このようにして

女性はホルモンによる影響を日常的に受け、肉体的、精神的にトラブルを抱えながら生活している人が多くいます。

 

漢方と女性の生き方

女性の体は成長とともに変化し、それから引き起こされるトラブルも変わってきます。

そのトラブルに対処するため、漢方薬を使用している女性も多いはず。

漢方は生薬からできています。

生薬は自然界に存在するものから抽出されています。

生薬の中にはナツメグやシナモンなどスパイスとして知られているものも多くあります。

成分が、自分たちがよく知っているものから取れているわけですから、漢方薬は女性にとって受け入れやすい印象の治療になります。

漢方薬は長期的に飲むものも多く、西洋から来たいわゆる薬とは異なりすべての漢方が即効性があるわけではありませんが、本来私達人間が持つ自己治癒力を高めて症状を軽くしてくれます。

 

思春期

思春期は子供から大人へと成長するステージになります。

心と体の成長のアンバランスが生じ、様々なトラブルを引き起こすことがあります。

人間関係などでストレスを抱え込み、様々な形で体に変調を訴えます。

特にこの時期の助成で多い症状は月経に関連する症状を抱えています。

月経困難症、月経前症候群(PMS)、月経不順などが該当します。

 

更年期障害

更年期にさしかかる女性もホルモンによる影響を受けやすいです。

外的要因として、子育てや親の介護、職場でのストレスなど心身ともに疲弊しています。

更年期の女性によく見られる症状とし、ホットフラッシュ、不眠、動悸、めまい、頭痛、肩こりなどの更年期障害があります。

こういった症状に対して、ホルモン療法や漢方薬、西洋薬の使用などが一般的です。

漢方薬が特に適する症状は長期間に渡る不定愁訴が続く場合です。

 

具体的な漢方

PMSや更年期障害のような症状を持った患者さんは、すでにドラッグストアなどでOTCやサプリメントなどで生薬が配合されているものを服用している場合も多いです。

そのため漢方薬に対する抵抗が少ない人が多いです。

女性によく使用される漢方は血のめぐりを良くするものが代表的です。

女性の3大処方としては

加味逍遙散(かみしょうようさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)です。

 

加味逍遙散

 不定愁訴が多い場合に使用します。

イライラしたり、精神的に不安に感じることがある場合。

肋骨弓下の圧痛がある場合に使用します。

 

桂枝茯苓丸

 赤ら顔や顔のほてり、便秘、痔、足の冷えなどに使用します。

ガッチリした体格の方に使用されやすいです。

 

半夏厚朴湯

 喉のつかえ感、動悸がある場合

 

補中益気湯

 全身倦怠感、食欲低下の症状。

 

抑肝散加陳皮加半夏

 抑え気味にイライラする場合、緊張しやすい、肋骨弓下に圧痛がある場合など。

 

ざっくりとではありますが、女性によく使用される漢方と、その使う症状についてまとめました。

女性はライフステージよって、抱える問題が変化してきいきます。

その時時の症状や、状況によって漢方は使い分けることができます。

症状に合わせて漢方を選ぶことで症状をコントロールし、心身ともに健康を目指しましょう。

 

 

 

 

こちらから  https://apps.thebase.in/detail/20

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